数々のダイエットをしてきて…
(YYさん)
2013/3月

マクロビオティックを始めて 

 

◎今までの食事

ありとあらゆるダイエットをしてきました。たぶん、本一冊ぐらい書けると友達に笑われます(汗)。基本は炭水化物抜きダイエットです。

恭子注:世の中の常識は、ダイエットと言えばご飯(米、炭水化物)を抜くこと、というものです。
これが、恭子式マクロでは、まずは、主食(ご飯、米)をしっかり摂りましょう、と提唱していますので、世の人々にはびっくりと思います。でも、実行してみると元気になります。

●デトックススープダイエット(会社勤めのため朝と晩を野菜スープ、昼を外食)

   →授乳後も生理がずっと来ない。便秘。

●朝バナナ(朝はバナナだけ、昼も夜も白米少し、副食たくさん(肉も野菜も))

   →1日中空腹に悩まされる。便秘。

●ミネラル豆乳ダイエット(朝に野菜ジュース+豆乳、昼も夜も白米少し、副食たくさん(肉も野菜も))

→特段痩せず2カ月で断念。

●鈴木その子式ダイエット(油抜き、白米を毎食180グラム(茶碗一杯)、おやつはあんこ)

   →ずっと止まっていた生理が来た! 便秘は治らず。すっかりはまったが、肉を水につけて油を抜くことや、野菜を水につけて農薬を抜いて食べる方法に段々疑問を持つように。

●甲田式健康法

(朝:スイマグ(にがり)+水2リットル)  

昼:発芽玄米250グラム+豆腐半丁+生野菜 

夜:発芽玄米250グラム+豆腐半丁+生野菜)

  →スイマグのおかげで便秘解消し、痩せました。しかし倦怠感が強く、会社から帰ってご飯を作ると一回横にならざるをえない。

 

◎9月から(マクロビオティックを始めてから)

 朝:薬草茶(910月は梅生番茶を飲んでいたが、今は飲みたくなくなっている)

   (子供の残したジャムパンを食べ、パンが食べたくなって食パン1〜2枚食べてしまい、罪悪感)

 昼:お弁当(高きび玄米7割 レンコン炒め、厚揚げ、れんこんバーグなど3割)

 おやつ:おせんべい 

焼き芋(先生のアドバイス通り最初はごま塩をかけていたのに、最近かけていない・・・反省)

恭子注:さつま芋は陰性なので、食べるのなら、ごま塩をかけて少しでも陽性にして食べましょう。

 夜:高きび玄米(さつまいもを食べないと大盛り3杯(反省)、味噌汁、ひじきレンコン、 納豆)

恭子注:玄米3杯食べてもいいですから、100回噛みましょう。たぶん、100回噛んでいるうちに、自動的に3杯は食べられなくなります。(笑)

 →倦怠感がなくなりました。自然に便が出るようになりました。

ごはん粒は太るものだと思っていたので、学生の頃からほとんど食べていませんでした(食べてもご飯茶碗半分)。ケーキを昼ごはんにすることも多々ありました。学生のときから、貧血、重い生理は日常的で女性とはこういう生き物だと思っていました。社会人になってから、スポーツクラブに通い始め、痩せてから、ますます太ることが怖くなり、肉と野菜をたくさん食べていました(炭水化物抜きダイエット)。その後、流産、出産(1回目の出産後、生理は2年以上来ませんでした。産婦人科に行くとホルモンが狂っていると言われ、注射を打ちましたが、それでも生理不順になっていました。産婦人科の先生からは太るように言われました)。その後も、流産、流産、出産と繰り返していました。1回目の出産後に、母が59歳で胃がんで亡くなってから、痩せたい気持ちと、健康にならなくてはという気持ちから、健康で痩せそうな様々なダイエットをやりましたが、頑固な便秘、生理不順、倦怠感は治りませんでした。そんな中で、鈴木その子式ダイエットで白米を食べるようにしたところ、すぐに生理が来て、ごはんの大切さを認識しました。しかし、肉や野菜を長時間水につける方法や白砂糖をたくさんとるなど、どうしても納得ができない部分があり、甲田式健康法に切り替えましたが、倦怠感がすごく困っていました。

 

そんな時に、ママ友が大谷ゆみこ先生の料理教室に通っていたことからマクロビオティック料理を教えてもらいました。ただし、大谷ゆみこ先生の料理は油を使うことが多かったことから(大谷ゆみこ先生もふくよかだったので)、アマゾンでマクロビオティックの料理本を探しているうちに、スタイルのいい岡田先生の本を見つけました。
恭子注:へぇ〜、そんな理由だったのですか〜

早速、9月に購入をして2・3日やったところ、すぐに上半身に赤い斑点がたくさん出てきて、あまりに本の通りだったので、どうしても料理教室に通ってみたくなり、勤めがあることから月1で通わせていただくことになりました。

 

9月は、一生懸命、先生の言う通りの食事をしていましたが、今までスイマグ(にがり水)で便秘を解消していたことから、なかなか自然なお通じがありませんでした。最初の1カ月は、便が硬くて堅くて、和式じゃないと踏ん張れず出なかったほどです。ただし、先生が「今までの食事で作った体を、たった数日で治そうというのが不遜だ」と話されるのを聞いて、ひたすら信じてみようと思って、砂糖抜き、朝食は梅生番茶、なるべく玄米をたくさん噛むようにしていました。玄米をよく食べるようになり、便秘だったにもかかわらず、体重は増減ありませんでした。

恭子注:皆さん、スイマグだとか、ヨーグルトだとか、コーヒー浣腸だとか、便秘薬だとか、に長年頼ってやってきた方々は、玄米にしても、最初、便秘がなかなか解消されません。

玄米の最大特徴といってもいいくらい、玄米は便秘を解消する、ほとんどの方が、玄米を食べ始めて2日ほどで、バナナのような大きい便りが一日に3本でる、ようになるにもかかわらず…。

これは、腸が長年、便秘薬に頼って、自分(腸)は
働かなくてもいいや、とサボり癖が付いているからです。

 

10月になると、なんと大きい便りがでるようになりました。上半身の赤い斑点も消えてきました。朝は、梅生番茶、昼はお弁当を持っていったので副食を少なく食べられていたのですが、夜はどうしてもお腹がすいて副食をたくさん食べていました。また、ご飯は大切だと頭では分かっているのですが、体重が増えるのが怖くて、夕飯時は、ついつい焼き芋を食べてお腹をある程度満たしてから、食事をするという間違ったくせがありました。先生に面談をしてもらい、「ごはんは太りません。さつまいもは太ります。」と、教えていただき、思い切って夕飯に玄米を食べると、玄米を食べ過ぎて(大盛り3杯)太るということを繰り返し、どうしたらいいのか、いつも迷っていました。

恭子注:まあ、すんなりいく人ばかりではありません。
そのために、私の教室があるのです。教室で繰り返し繰り返し、話を聞きながら、料理を作りながら、仲間の話を聞きながら、身についていくのです。

 

11月になると、9月から教室で一緒に始めた方々がみんな、肌がきれいになって、痩せていくのに、自分では一生懸命やっている(朝は、子供の残したジャムパンを食べるようになっていた)のに、全然痩せないでいるどころか太ってきたことに相当落ち込み始めました。ただ、自分の体を散々いじめてきたつけだということもよく分かっていたので、大きい便りが出る(2日に1回)ようになったのだから、体が変わってきていると確信はしていました。

 

2月になってから、ママ友と土日に遊ぶのが恒例となり、土日はママ友が作ってきたおやつを食べるのが恒例となってきて、今は相当、崩れてしまっています(実は、ランチに習ったマクロビオティックをお出ししていたのですが・・・おやつを食べては全く意味がありませんね。おやつを食べるとお腹がいっぱいになって夕飯を抜くという夕飯がおやつ代わりになっていました)。崩れて初めて気付いたのですが、マクロビオティックを始めてから肉を食べたいと思ったことは一回もなかったのですが、砂糖やバターが多いおやつを食べると肉が食べたくなることには驚きました(さすがに肉は食べませんが)。また、大きい便りが出なくなりました。

恭子注:この経験がいいのです。
肉という極陽性を摂るので、極陰性のスイーツあるいはお酒が欲しくなるのです。
良い経験をしましたね。
人間は、「経験」でわかる動物なので、経験しないと悟れないのです。

 

3月になって健康診断の結果が戻ってきました。コレステロールが高くなっていること(たぶん今までご飯を食べていなかったのに急に食べるようになったことが原因かと思います。)、腫瘍マーカーが高いことから再検査になりました。岡田先生にお話したところ、「腫瘍マーカーに感謝して、崩れた食生活を変えて、3日間だけでも玄米とけんちん汁で過ごして、80粒を200回噛んでみては」とアドバイスをいただきました。健康診断の結果が悪かったことを生かして、先生の言うとおりの食事に戻したいと思っています。

恭子注:腫瘍マーカーという「天からの便り」がないと、なかなか、食事を変えることができませんね。
病気は、治すものではなくて学ぶものです。

 

また、この教室は、マクロビオティックの料理だけではなく、物の考え方を教えていただき、自分では考えられなかった考え方を聞くのがとても楽しいです。特に好きなのは「人への親切はまわりまわって自分に帰ってくる。親切にした人から親切が帰ってくると思うと腹が立つわよ」という言葉は、最初の授業の帰りがけの時に聞いたのですが、本当に納得でした。小学生の子供にもそのまま伝えています。

恭子注:昔の人は「情けは人のためならず」と言いました。 

出来の悪い生徒ですが、半年後のレポート提出のときは、素敵な報告を書けるように基本中の基本である80粒を200回噛むことを実行したいと思います。

 


 恭子から一言
とても明るくチャーミングな方です。

世の中の平均的な考え方(ダイエットについて、健康について、食について)をしていらっしゃるので、これを

自分が主体となって、真実の健康、食について気が付いて行っていただければ嬉しいと思っています。

腫瘍マーカーで注意を促されているのですから、良い時に「食」に気が付いてラッキーな方だと思います。

このレポートを提出下さった後、こんなメールをくださいました。↓

「たんぽぽ便りを書いているうちに、痩せたいと思う強迫観念は精神的におかしいのではないかと

思いました。健康な考え方、健康な美しさを、教室に通って身に着けたいと思います。

今日は、朝、久しぶりに梅生番茶を正しく作ってのんだところ、

胸があったまり美味しいとしみじみしました。(くず湯も飲みました。)

いかんせん、食いしん坊で、食べるほど健康になるという考え方が

間違っていると頭では理解し始めている
のですが、自分に優しい私はついつい

食べ過ぎてしまいます。


昨日のブログを拝読しまして、私も感じていたことを同じように

同じ教室で皆さんが感じていることにうれしくなりました。

Nさんの冥福を祈るとともに母の死も考え、自分が健康になることが供養になると

先生にしっかりとしがみついて教えを学び取りたいと思います。